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2023.10.16

著作物情報 

ラフマニノフ考—チェロ奏者から見たその音楽像—

楽譜名 ラフマニノフ考—チェロ奏者から見たその音楽像—
著者 伊藤 悠貴
出版元 恵雅堂出版(株)
*書店、楽器店、ネット書店で購入できます
*出版社サイトで直接購入も可能です
概要 2023年11月3日発売
*単行本 160ページ
2,500円+税
*ISBN 978-4-87430-052-7
内容紹介 【推薦】藤田真央氏(ピアニスト)…「彼の弾くチェロは私を圧倒し、ラフマニノフの真髄が“歌”にあることを教えてくれました」
                 *
ラフマニノフ研究に新たな地平を切り拓く、日本が世界に誇るチェロ奏者、伊藤悠貴渾身の初著作!
                 *
ラフマニノフ生誕150周年記念企画。20世紀においては時代錯誤というレッテルを貼られ冷遇されたラフマニノフ作品だが、21世紀になって再評価の機運が高まり演奏機会が増え続けている。本書は、第一線の演奏活動と20年に及ぶ研究に基づきラフマニノフの新しい音楽像を描出し、彼が最も信頼した音楽家たちによって伝えられたラフマニノフ自身の言葉音楽観の記録と共に、その本質を解き明かす野心作である。主要作品の解説と併せ、国際的な演奏実績を踏まえた実戦的な「器楽演奏のための編曲手引き」も収録。ラフマニノフを愛してやまない若き著者の熱気が、広く読者の音楽愛を掻き立てる。
目次
はじめに ─ラフマニノフ生誕150年に寄せて 
第1章 歌曲 ─ラフマニノフ作品の特徴と象徴主義
     作品解説)と「編曲の手引き」
     コラム『交響曲第1番』
第2章 合唱曲 ─ラフマニノフ芸術の“頂点”
     作品解説と「編曲の手引き」
     コラム『交響曲第2番』
第3章 歌劇 ─器楽的抒情と後の作品への影響
     作品解説と「編曲の手引き」
     コラム『交響曲第3番』
第4章 室内楽 ─『チェロとピアノのためのソナタ』へ
     作品解説と「編曲の手引き」
     コラム『交響的舞曲』
     編曲に適したピアノ作品
おわりに ─チェロ奏者から見たラフマニノフの音楽像
ラフマニノフ関連略年表