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チェロの公演情報

ジョヴァンニ・ソッリマ 無伴奏チェロ・コンサート2025

ジョヴァンニ・ソッリマ 無伴奏チェロ・コンサート2025

2025年3月26日(水)開場18:30 開演19:00

会 場

紀尾井ホール

〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町6-5
TEL:03-5276-4500(代表)
JR、東京メトロ「四ツ谷駅」徒歩6分
https://kioihall.jp/access

出 演

ジョヴァンニ・ソッリマ

料金等

指定席(税込) S席 8,700円/A席 7,600円/25歳以下 3,300円
※未就学児入場不可

 

曲目等 演奏予定曲目(順不同)
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV1010
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番 ト短調 BWV1011
シベリウス:テーマ&ヴァリエーション
ジョヴァンニ・ソッリマ:ラメンタチオ
ジョヴァンニ・ソッリマ:ヘル1
ジョヴァンニ・ソッリマ:ファンダンゴ(ボッケリーニへのオマージュ)
ジミ・ヘンドリックス:エンジェル
坂本龍一:ラスト・エンペラー
ジュゼッペ・ダッラーバコ:カプリッチョ第6番
ジュゼッペ・ダッラーバコ:カプリッチョ第8番
シチリアのアルバニア系住民に伝わる伝承曲:美しきモレアよ(ソッリマ編曲)
サレント州の伝承曲:聖パウロのピッツィカ(ソッリマ編曲)
その他

2023年3月、ソロによる初の日本ツアーを成功させた イタリアの鬼才チェリスト/作曲家、ジョヴァンニ・ソッリマが2025年に再来日!
「Giovanni Sollima plays BACH!」
3/25公演はバッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番、第3番
3/26公演はバッハ:無伴奏チェロ組曲 第4番、第5番
を演奏します!
ソッリマのオリジナル楽曲・バロック曲などもあわせてたっぷりご堪能ください。

〈ソッリマの魅力〉
ソッリマの手にかかると、チェロという楽器は、想像を絶する多彩な音が飛び出してくる、無限の可能性を秘めた、魔法の箱になる。
初めて聴いたときの衝撃は忘れられない。それはさながら、秩序ある人間の集団の中に紛れ込んだ、一匹の美しい野獣のようだった。こんなにも自由で、危険で、あらゆる境界を打破するような――クラシックとロックとジャズと民族音楽が自然に結びついている――規格外の音楽家が他にいただろうか?
その挑戦には限りがない。とりわけ印象的だったのは、本物の氷でできた“アイス・チェロ”によるコンサート・ツアーの最後を、海に楽器を流して溶かすことで終えるという美しいドキュメンタリー映像だった。ソッリマにとってチェロとは、人間と世界全体について考えるための壮大な冒険とロマンのための手段でもあるのだ。
最近のソッリマは、イタリアの大指揮者リッカルド・ムーティとの共演(しかも自作の合唱曲「スターバト・マーテル」)、フランク・ザッパの楽曲を中心にしたコンサート、古楽オーケストラのイル・ポモ・ドーロと共に中近東の要素を取り入れてヴィヴァルディをミックスしたアルバムの録音など、ますますエネルギッシュな展開を続けている。
これまでのソッリマの活動は、どんなにジャンル横断的であろうとも、常にその自由の基盤はバロック音楽と、南イタリアを中心とする地中海の伝統音楽への深い洞察にもとづくものであった。今回のソロ・コンサートでは、バッハの無伴奏チェロ組曲と同時代のバロック作品、そして自らのオリジナル曲を組み合わせたプログラムが予定されているが、いま脂の乗りきっているソッリマの真髄を体験できる内容と言えるだろう。ぜひとも、あらゆる音楽ファンに足を運んでいただければと思う。
文=林田直樹(音楽評論家)

お問い合わせ

ご予約・お問い合わせ:プランクトン 03-6273-9307(平日13~17時)
https://plankton.co.jp/sollima/
2024/10/1(火)プランクトン先行発売
★2公演セット券あり(3/25[火]浜離宮朝日ホール&3/26[水]紀尾井ホール)

※公演内容やチケットに関するお問い合せは、各公演の問合せ先へお願い致します。