作曲者の晩年に書かれた２曲のハ長調ソナタと、シュニトケによる二重奏曲を演奏します。

ベートーヴェンのチェロソナタ第４番ハ長調コンサート１曲目に演奏します。学生時代に勉強している際、山崎伸子先生から言われた「この曲は人間讃歌だ」という言葉が強く印象に残っています。
プロコフィエフのチェロソナタハ長調の自筆譜表紙には「人間ーそれは高らかに鳴り響く」という言葉が添えられています。
ムジカ・ノスタルジアはプロコフィエフのチェロソナタを初演したロストロポーヴィチのために書かれた楽曲、
チェロソナタ第１番はナターリャ・グートマンのために1978年に書かれた曲です。祈り、深い悲しみ、激しい怒りなどが込められているように感じます。