演奏家(プロ活動) 日本
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日本チェロ協会会報 第54号 (2019年12月27日)より
1. 近況を教えてください 桐朋学園付属の子供のための音楽教室で、年少から中高生くらいまでの生徒さんの実技とアンサンブルを教えています。教える事への比重はだいぶ大きくなりましたが、やり甲斐と責任を感じています。演奏も続けていきたいなと思っているので良いバランスを探しながらの毎日です。
2. チェロを始めたきっかけを教えてください 中学校にオーケストラがあり、そこでチェロを始めました。礼拝で賛美歌を弾くのが好きだったので、それが今のチェロの道に進むきっかけになっている気がします。
3. 一番ワクワクするときは、どんなときですか? 演奏旅行で色々な所に行く時にはとてもワクワクします。もちろんどんな響きのホールなのかな?というワクワク感もありますが、その土地の文化や食べ物、住んでいる方たちとのお喋りなど、日常とは比べ物にならない出会いが凝縮しているので、その全てを含めてとてもワクワクします。
4. チェロ以外に好きなことはありますか? 最近、料理に凝っています。特に日本料理を習い始めてからは、季節の移り変わりや行事に合わせて扱う食材、調理法などがとても興味深く改めて日本の美しさに気づかされました。
5. 今年、ジュニア・チェロ・キャンプに指導者としてご参加いただきましたが、その時のご感想をぜひ教えてください。 チェロをやっていて良かった!と改めて思う2 日間でした。講師の先生方の発する音や言葉、振る舞いの一つ一つまでもが勉強になり、私が1 番学ぶ事の多かった受講生なのではと思います。私は、ビギナーズクラスのアシスタントをさせて頂いたのですが、どの子も時間を追うごとに音が生き生きと変化していて、コンサートでは真っ直ぐな音がビューンと会場の後ろまで突き抜けていきました。表情からもチェリストしての誇りを感じられて、その時の感覚を忘れないでほしいなと思いました。ランチタイムには、他のコースの生徒さん達とも一緒にランチをとったり、コンサートではお互いの演奏を聴きあったりと、互いに刺激しあい、次の目標を立てていたりする受講生に多く出会えた事は、私自身の励みにもなりました。
6. こども達をご指導される上で、気をつけられていること、心がけていることなどありましたら教えてください。 まだまだ経験不足と感じる事が多いですが…。私が出会う生徒さんの中には3 〜4 歳からチェロを始める子も多く、チェロの成長と共にその子自身の成長も見守る事になります。人の成長が様々である様に、ある程度の柔軟さは常に忘れない様にと心がけています。とは言え、自由すぎてもチェロが弾ける様にはならないのでそこが難しいです。それぞれの成長に合わせて、とびきり効き目のある処方箋が出せたらいいのにといつも思います。そのためにも、私自身が経験や知識を増やして引き出しを沢山作る事が大切だと思っています。
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日本チェロ協会会報 第54号 (2019年12月27日)より
1. 近況を教えてください
桐朋学園付属の子供のための音楽教室で、年少から中高生くらいまでの生徒さんの実技とアンサンブルを教えています。教える事への比重はだいぶ大きくなりましたが、やり甲斐と責任を感じています。演奏も続けていきたいなと思っているので良いバランスを探しながらの毎日です。
2. チェロを始めたきっかけを教えてください
中学校にオーケストラがあり、そこでチェロを始めました。礼拝で賛美歌を弾くのが好きだったので、それが今のチェロの道に進むきっかけになっている気がします。
3. 一番ワクワクするときは、どんなときですか?
演奏旅行で色々な所に行く時にはとてもワクワクします。もちろんどんな響きのホールなのかな?というワクワク感もありますが、その土地の文化や食べ物、住んでいる方たちとのお喋りなど、日常とは比べ物にならない出会いが凝縮しているので、その全てを含めてとてもワクワクします。
4. チェロ以外に好きなことはありますか?
最近、料理に凝っています。特に日本料理を習い始めてからは、季節の移り変わりや行事に合わせて扱う食材、調理法などがとても興味深く改めて日本の美しさに気づかされました。
5. 今年、ジュニア・チェロ・キャンプに指導者としてご参加いただきましたが、その時のご感想をぜひ教えてください。
チェロをやっていて良かった!と改めて思う2 日間でした。講師の先生方の発する音や言葉、振る舞いの一つ一つまでもが勉強になり、私が1 番学ぶ事の多かった受講生なのではと思います。私は、ビギナーズクラスのアシスタントをさせて頂いたのですが、どの子も時間を追うごとに音が生き生きと変化していて、コンサートでは真っ直ぐな音がビューンと会場の後ろまで突き抜けていきました。表情からもチェリストしての誇りを感じられて、その時の感覚を忘れないでほしいなと思いました。ランチタイムには、他のコースの生徒さん達とも一緒にランチをとったり、コンサートではお互いの演奏を聴きあったりと、互いに刺激しあい、次の目標を立てていたりする受講生に多く出会えた事は、私自身の励みにもなりました。
6. こども達をご指導される上で、気をつけられていること、心がけていることなどありましたら教えてください。
まだまだ経験不足と感じる事が多いですが…。私が出会う生徒さんの中には3 〜4 歳からチェロを始める子も多く、チェロの成長と共にその子自身の成長も見守る事になります。人の成長が様々である様に、ある程度の柔軟さは常に忘れない様にと心がけています。とは言え、自由すぎてもチェロが弾ける様にはならないのでそこが難しいです。それぞれの成長に合わせて、とびきり効き目のある処方箋が出せたらいいのにといつも思います。そのためにも、私自身が経験や知識を増やして引き出しを沢山作る事が大切だと思っています。