日本
日本チェロ協会会報 第48号 (2017年4月10日)より
今はオーケストラに呼んでいただいたり、室内楽やソロを演奏させていただいたり、沢山の機会をいただいています。
2歳になる頃、母に連れられチェロのレッスン場に行き、そのまま今に至っています。スズキ・メソードの中島顕先生に13年余りレッスンをして頂きましたが、小さい頃は落ち着きのない、話し出すとおしゃべりが止まらない子供だったそうです。
小さい頃からチェロしか弾いていなかったですし、近い将来もチェロを弾いていたいという気持ちが常にあり、デュ・プレが好きで演奏家になりたいという夢を持つようになりました。マスタークラスをきっかけに倉田澄子先生とお会いし、高校卒業後から師事しておりますが、レッスン前後にある“カフェすみこ”は私にとってとても貴重な時間です。倉田先生が一言目に仰った『チェロのお母さんと思って』という言葉が今でも忘れられません。私の心の支えとなっていますし、チェリストとして、また女性として憧れの存在となっています。
4. 一番ワクワクするときは、どんなときですか?
演奏会が決まった後に、その演奏会で弾く曲のことを想像するととってもワクワクします。本番前はなるべく普段通りでいたいと思っておりまして、『こうしよう』といつもと違うことをしようとすると逆に心身のバランスが崩れてしまうので、体調管理に気を付け、自然体でいられるように心がけています。
食べることと、寝ることでしょうか。笑
どれも印象に残っていますが、チェロの日のリレーコンサートに出させていただいた時のブラームスのソナタはとても印象に残っています。終わった後の懇親会でも、チェロを弾かれている皆さんと楽しくお話して過ごせたのも本当に嬉しい時間でした。ピアニストは大学の同期で、大学時代からよく一緒に演奏している江沢茂敏さんでしたが、以前、チェロ協会のマスタークラスでシュトラウスを受講した時も江沢さんにお願いしていました。卒業するとなかなか演奏する機会がないと会うことも少なくなってしまいますが、本当に信頼でき、お互い高め合いながらも楽しく演奏できる相手と出逢えたことは幸せなことだなぁと、いつも感謝しています。
師事している、倉田先生、山崎先生を、女性として、また音楽家として目標にして精進していきたいと思っています。
・“チェリストとして活躍したい場”というようなイメージなどお持ちですか?
今は、本当に環境に恵まれており、カルテットを組んだり、ピアノ室内楽等、色んな方と演奏する機会があって本当に有り難いと思っています。これからも様々なことに取り組みたいという気持ちが大きく、演奏の場を限定せずに様々なことに挑戦しています。日々勉強!と痛感しているところで、海外に出て、より音楽に触れたい、音楽以外の芸術も楽しみ吸収したい、と向上心を持ち日々過ごしています。
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日本チェロ協会会報 第48号 (2017年4月10日)より
今はオーケストラに呼んでいただいたり、室内楽やソロを演奏させていただいたり、沢山の機会をいただいています。
2歳になる頃、母に連れられチェロのレッスン場に行き、そのまま今に至っています。スズキ・メソードの中島顕先生に13年余りレッスンをして頂きましたが、小さい頃は落ち着きのない、話し出すとおしゃべりが止まらない子供だったそうです。
小さい頃からチェロしか弾いていなかったですし、近い将来もチェロを弾いていたいという気持ちが常にあり、デュ・プレが好きで演奏家になりたいという夢を持つようになりました。マスタークラスをきっかけに倉田澄子先生とお会いし、高校卒業後から師事しておりますが、レッスン前後にある“カフェすみこ”は私にとってとても貴重な時間です。倉田先生が一言目に仰った『チェロのお母さんと思って』という言葉が今でも忘れられません。私の心の支えとなっていますし、チェリストとして、また女性として憧れの存在となっています。
4. 一番ワクワクするときは、どんなときですか?
演奏会が決まった後に、その演奏会で弾く曲のことを想像するととってもワクワクします。本番前はなるべく普段通りでいたいと思っておりまして、『こうしよう』といつもと違うことをしようとすると逆に心身のバランスが崩れてしまうので、体調管理に気を付け、自然体でいられるように心がけています。
食べることと、寝ることでしょうか。笑
どれも印象に残っていますが、チェロの日のリレーコンサートに出させていただいた時のブラームスのソナタはとても印象に残っています。終わった後の懇親会でも、チェロを弾かれている皆さんと楽しくお話して過ごせたのも本当に嬉しい時間でした。ピアニストは大学の同期で、大学時代からよく一緒に演奏している江沢茂敏さんでしたが、以前、チェロ協会のマスタークラスでシュトラウスを受講した時も江沢さんにお願いしていました。卒業するとなかなか演奏する機会がないと会うことも少なくなってしまいますが、本当に信頼でき、お互い高め合いながらも楽しく演奏できる相手と出逢えたことは幸せなことだなぁと、いつも感謝しています。
師事している、倉田先生、山崎先生を、女性として、また音楽家として目標にして精進していきたいと思っています。
・“チェリストとして活躍したい場”というようなイメージなどお持ちですか?
今は、本当に環境に恵まれており、カルテットを組んだり、ピアノ室内楽等、色んな方と演奏する機会があって本当に有り難いと思っています。これからも様々なことに取り組みたいという気持ちが大きく、演奏の場を限定せずに様々なことに挑戦しています。日々勉強!と痛感しているところで、海外に出て、より音楽に触れたい、音楽以外の芸術も楽しみ吸収したい、と向上心を持ち日々過ごしています。